去る9月29日、弊社は週刊BCN厳選!売れる"企業向けオンラインストレージ"と題したセミナーに参加しました。場所は御茶ノ水のソラシティカンファレンスセンター。駅からも直結で設備もきれいでした。今後更に人気が出ると予約が難しくなりそうですね。時節がら、他の会場では「マイナンバー対策」のセミナーが開催中。当社のセミナーへの集客を心配していましたが約70名ほどお集まりいただき、盛況なセミナーとなりました。
ご参加いただけなかった皆様に、セミナーの内容を簡単にまとめてみました。前後半2回に分けて本コラムにてご紹介いたします。
『2015年度後半のIT業界トレンドはAI(人工知能)だと思います。Sier(システムインテグレーター)、Cier(クラウドインテグレーター)に続き、AIの効果的な活用を提案するAierが今後求められるのではないでしょうか。(会場笑)
IoT(Internet of Things)やAIで大容量データを扱う必要がある事に加え、セキュリティ対策、災害対策としてクラウドサービス、オンラインストレージの活用がますます進むであろうと考えています。』
『当社は「セキュリティの3重構造」を強く意識しています。「セキュリティの3重構造」とは1層目が内部からの漏洩防止、2層目が外部からの侵入防止、3層目がアクションのトレーサビリティです。最近は特にアクションのトレーサビリティを重要視されている企業様が多いという印象を持っています。』
さて、こここからはGigaCCのパートナー、ユーザー様に直接語っていただくという今回のセミナーの目玉企画。当社が企画したセミナーでは初めてのことで、みなさん少し緊張気味でした。パートナーのSCSK市丸様はGigaCCビジネスについて、キャピタルメディカの青木様は臨床試験サービスのデータ授受基盤としてのGigaCCについて熱く語っていただきました。
GigaCCをご提案する中で、特に引き合いが多い業界は製造業、建設・不動産業です。CAD設計図面などの秘匿性の高い大容量ファイルを送信する際に利用されるケースが多いです。
また、最近では、金融、情報通信、製薬、研究機関などからの引き合いが増えています。大容量ファイル送信に加え、情報漏えい防止策としての、ファイル共有機能の利用希望を多く頂いています。
「医療機関に行かなくても、診療録(カルテ)を確認できる仕組みがあったらなぁ」というのがGigaCCに興味を抱いたきっかけでした。製薬会社にとってシステムを導入することはハードルが高いのですが、コストや信頼性、使いやすさの観点からGigaCCは基準をクリアしており、医療機関や製薬会社の信頼を得られたことでEUCALIA Systemの実現につながりました。
コラム後編ではユーザー様を交えたパネルディスカッションの様子をお伝えします。GigaCCを導入した後の感想等、ざっくばらんに語って頂きました!
コラム後編に続く。