COLUMNコラム

2016.04.13

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ITコラム 商品企画部だより ~シリコンバレー編~

商品企画部の吉田です。さて、今回のコラムは前回のボストン編(記事はこちら)に引き続き、皆様お待ちかねのシリコンバレー編です!

今回も道中で体験したことを、最新のテクノロジーやIT業界のトレンドなどと絡めてお伝えいたします。

【第2回 - シリコンバレー編】

結構広い


ご存知の方も多いかと思いますが、シリコンバレーとは北はサンマテオから南はサンノゼの辺りまで広がる大きなエリアです。

その距離は約50km。これは東京駅を起点にした場合、八王子を超えて高尾山の辺り、または横浜を超えて鎌倉や湘南の辺りまでの距離と同じになります。結構広いですよね。


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車がないとどこにも行けません。。。またUberにお世話になりました。

ハイテク・IT産業のメッカに至る道のり


もともとは、1939年にヒューレット・パッカード社がパロアルトで創業され、1960年代や70年代にインテルなどのセミコンダクター系の企業が本拠地として構えていたことからシリコンバレー(ICに使われるシリコンチップと谷を意味するバレー)と呼ばれるようになりました。

ですので、シリコンバレーの地中を掘ると昔のICチップの試作品が出てくる、という本当のような嘘のような話もあります。掘ると言えば、そもそもこの辺りの場所が開拓されたのはゴールドラッシュの頃ですね。そしてスタンフォード大学を設立したリーランド・スタンフォードは、ゴールドラッシュの頃に鉱夫を相手に雑貨商を始めて財を成し、後年スタンフォード大学を設立しました。(はい、また話がそれました)

上記のスタンフォード大学をはじめ、前回のボストンと同様に有名な大学や研究機関が多いことでも有名ですね。

例えば、サンフランシスコの辺りからロサンゼルス方面に南下していくと、バークレー大学、スタンフォード大学、パロアルト研究所(レーザープリンターの開発や、アップルのスティーブ・ジョブズが研究結果に触発されMacintoshが誕生した逸話などが有名)、ジェット推進研究所(ミサイルや宇宙開発などで貢献)、MITと並ぶ理工系最高峰のカリフォルニア工科大学など。

やはり、現在のシリコンバレーに至る大きな素地があったのだと思います。

また、最近ではシリコンバレーよりさらに北にあるサンフランシスコで起業、運営されるIT企業も多くなっています。例えば、SalesforceやTwitter、前回お話したUberやairbnbなどもサンフランシスコに本拠地を構えています。

ミートアップと西海岸の雰囲気


今回の出張は新規提携候補先企業とのミーティングや展示会への参加が主な目的だったのですが、移動の間の隙間時間や夜の空き時間を利用して様々なイベントに参加してきました。(滞在中は本当に毎日朝から晩まで駆け回っていました。。。)

最近日本でも増えてきましたが、米国ではミートアップと呼ばれるイベントが多数あります。ITやテクノロジーなど、ある業界に特化したイベント、または食に関する集まりやワイン会、スポーツファン同士の趣味のミートアップなど、多数の会があります。

特に西海岸はテクノロジー系のミートアップが多く、その内容もとてもシリコンバレーらしく、起業や投資に関するものなどが多いです。

例えば、

・ベンチャーキャピタルへのピッチ(プレゼンテーション)のハウツーを教えるミートアップ
・エンジェル投資家(個人の投資家)の探し方指南
・スタートアップ企業への税制度のレクチャー...

などなど、多数のイベントがあります。

私も現地のベンチャーキャピタルやエンジェル投資家が参加するミートアップ(私は投資家ではありませんが、情報収集目的で参加)や、新規サービスを発表するミートアップやIoTの最新動向に関するミートアップなど、ほぼ毎日のようにイベントに参加していました。結果、日本に進出したいというアプローチを何件もいただき、スタートアップ企業の情報を提供してくれそうなコネクションを作ることもできました。

ボストンでもそういったイベントには参加したのですが、大きく感じる違いはシリコンバレーではインドの方や中国の方が多く、とても国際色が豊かなことです。

実際、ある調査によるとシリコンバレーのベンチャー企業の4分の1程度はインドや中国の出身者により起業されていると言われています。

大企業に目を向けても、Microsoftのサトヤ・ナデラCEO、Googleのスンダー・ピチャイCEO、アドビシステムズのシャンタヌ・ナラヤン社長兼CEO、これらの方々はすべてインドの出身です。日本でもソフトバンクの代表取締役副社長としてニケシュ・アローラ氏が迎えられたことは大きなニュースになりました。(肩書はすべて2016年4月現在)

そういった要素もあり、西海岸はアメリカの中でもさらにオープンなのかもしれません。そしてそのオープンな環境が、新しいイノベーションを生み出す源泉になっていると感じます。

東海岸の雰囲気も好きなのですが、初めて会った人でもすぐに仲が良くなれるような西海岸のオープンで明るい雰囲気も大好きです。ニューヨークやボストンは東京のような雰囲気、サンフランシスコやロサンジェルスの方は関西のような気質に近いのかもしれません。(他意はありませんのであしからず)

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サンノゼ中心街

最後に


さて、今回で米国への出張記は終わりです。これまで記事をお読みいただきありがとうございました。

次回はどこにいつ頃行くか分かりませんが、展示会やイベントという意味で言えば、ラスベガスで開催されるCES (コンシューマーエレクトロニクスショー)、今年はすでに先日テキサス州オースティンで開催されたSXSW (サウス・バイ・サウスウエスト)、スペイン・バルセロナで開催されるモバイルワールドコングレス、もう少しB2B寄りであればドイツ・ハノーバーで開催されるCeBITなど、行きたいイベントはたくさんあります。

今後そういった機会がありましたら再度レポートをしますので、それまでの間、皆様お元気で!

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